北陸先端大、共有メモリ12TBのシミュレーションシステムを導入
3月21日、北陸先端科学技術大学院大学では、科学技術計算シミュレーションのための新しいコンピュータシステムとして日本SGIの「SGI UV 1000」を導入し、稼働を開始したと発表した。
- 北陸先端大、12テラバイトメモリのシミュレーションシステムを導入(ITmedia、2012/03/21)
- 12TBの大規模メモリを搭載した新しい科学技術計算シミュレーションシステムを導入(北陸先端科学技術大学院大学、2012/03/21)
このマシンはIntel Xeonプロセッサを192個(8 core/CPUなので、合計1,536 core)搭載、その点では現在では中規模のクラスタシステムということになるが、「共有メモリ」がなんと12TBとのこと。128GBのメモリブレードを96台結合させたものだというが、そんなことが可能なのか。
ノードに分かれているわけではなく、1 CPUイメージで扱えるということらしい。分散システムとして発展してきたスーパーコンピュータだが、原点回帰ということだろうか。