OpenFOAM事始め(はてなブログ編)

CAEにまつわるアレとかコレ

日本ESIがOpenFOAMセミナーを企画

日本ESIが日本IBMと共催でOpenFOAMセミナーを実施するようだ。

ESIといえば、流体に関してはPAM-FLOWやCFD-ACE+など自社のプロダクトを持っているが、どのように使い分けを考えているのだろうか。PAM-FLOWもCFD-ACE+も、得意分野では強いが、機能は比較的限られており、できないことも多い。そういう部分にOpenFOAMの活用を考えているということだろうか。

恐らくこの企画のために何ヵ月も前から準備していたのだろうが、OpenFOAMは今やSGI製品。IBMも複雑な心境だろう。

追記

CFD-ACE+のごユーザー様から連絡をいただいた。上記で「機能が限られている」と書いたが、それは間違いで、FLUENTやSTAR-CDと同等かそれ以上の汎用かつ高度な機能をもっているそうです。たまたたニッチな分野で売れてきたからそのように誤解されることが多いのだが……ということでした。はい、誤解しておりました。お詫びして訂正します。

でもそうなると、OpenFOAMは完全に Self-Cannibalism になるのではないかなあ。このセミナー、ぜひ聞いてみたい。